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人生は、一呼吸

花の菩薩

人はこの世に生まれて、一番最初に何をするでしょうか、まずこの世の空気を吸って、オギャーと元気よく泣くでしょう。それではこの世の最後、人はどうするでしょうか、フーと、息を吐き終えるや、ご臨終です。人の一生はこの世の空気を吸って始まり、息を吐いて終わる、一呼吸のようなものかもしれません。

人は無意識に呼吸しています、無意識であるということは、生きようとするお身体さまが、ちゃんと呼吸してくれているからでしょう。人間は自分の意思で生きているようであって、あんがい生かされているのかもしれません。欲張り心が、むくむくと高まってくると、あるいは自分勝手な心が、動き始めると、人の呼吸は不思議と乱れ、荒くなります、けれども、深呼吸、ゆっくりと息を吐くこと数回すれば、気持ちが落ち着き、冷静さが取り戻せるものです。

人は、貪欲(むさぼり)、瞋恚(いかり)、愚癡(無知)、など、自らの煩悩によって、自分の歩むべき道を見失ってしまう。煩とは頭が燃えているという字です、それで自分で悩みを深くしてしまうのです。煩悩の炎が燃えさかっているから鎮めなさい、静かに、姿勢を正し、息を整えなさい、そうすれば、気持ちも自ら静まり、己の姿も、周りのことも、すべてがよくわかるようになるでしょう、お釈迦様はいつも人々に、このように説かれました。

人生とは、よくよく考えてみれば、一呼吸のようなものでしょうか、生まれ出て「こんにちわのご挨拶・オギャー」ここから始まって、最後は「言葉もなく、フーと」、息を吐き、終わりです。けれどもこの最後に「フーと」息を吐き終える時「ありがとう」の気持ちが込められるでしょうか、人生が幸せであったかどうか、人の一生、終わり良ければ全て良しと、生きたいものです。



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