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宗派を超えた・やさしいPC法話

師僧とその弟子

佛門

師僧の遷化を知ったのは京都の法衣店でした。

京都に立ち寄り僧正補任の法衣を注文している時、丁度、師僧の教区の方から 法衣の注文があり、店主よりその事を告げられたのですが……。

その時は、俄かに信じられず、翌日自坊に戻ると知らせが届いておりました。

思えば、二十代後半に僧侶になりたいとの考えが強くなり、多くの宗派(日本 仏教十三宗)を調べましたが、当然ですが深くその内容や違いを理解出来ませ んでした。

また、在家である自分を受け入れてくれる処があるのかと、不安がよぎる日々 が続きましたが、ある日突然吹っ切れ「エイ!ママヨ」と思い、数日後お菓子 を持て本山に参ったのです。

その時、お会いした御老僧が師僧です。何を話したのか記憶にありませんが、 「まあ・・・遊びにおいでなさい」と云う言葉に甘えて、幾度か伺ううちに弟子と なったのです。

尚、補任式典の二日後、私は病に倒れた為に、師僧の葬儀に参る事が出来 ませんでした。

いま思い出しますのは、師僧が亡くなられる前年(師走)お電話を頂いた時の 「あまり無理するなよ…」のお声です。

                              合掌

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