< ダンマダジャ法話1
宗派を超えた・やさしいPC法話

なぜ人は悩み、苦しむ?

ダンマダジャ

なぜ人はいつも悩み、苦しんで生きているのでしょうか。

悩み苦しむ人は文句を言う癖がついているからです。口に出して言うのではなく、心の中で皆、文句を言っています。「暑い」「うるさい」「まずい」「汚い」「せますぎる」「大きすぎる」「間違っている」「つかれた」「淋しい」「忙しい」など様々な文句を心の中に言います。

しかし、文句を言ったから苦しくなるのではなく、実は文句が頭の中にある性格が人を苦しめているのです。自分の人生を幸せにしたければ、文句人生にならないことが大事なのです。

文句を言う場合、「これは私にとっては都合が悪いのだから、私のためになんとかしなさい」という気持ちなんです。「この寒さでは何もできないよ。外へ行くのはいやだ。」と天気に文句をいいます。「私が嫌だから暑くなりなさい」と自分が神様より偉いと言う態度。

他人に文句を言う人は「私が嫌だから、あなたはそれをやめなさい。」「みんな私の機嫌を取りなさい」と言っているのです。文句を言う人の性格は「世の中すべてのものが自分中心に廻ってほしい」と思いたがるのです。自然も他人も自分の思いどうりに動くと言うことは決してありえないのです。

文句を言う、性格を変えることは、一般の人々にとってはなかなか超えられないハンデがあって、それでなかなか幸福になれないのです。そのハンデとはそれは『自分が正しい』と頑固に思っていることです。「自分の生活だけは絶対に捨てない」とものすごく強くしがみ付いているのです。

仏教は外の世界を変化させるのでなく、自分の人格を成長させるのです。「自分の心を発展させよう。自分のこころがいつまでも成長するようにしよう。」と決めてください。

「他人の過ちばかりを考えつづけ、常に文句を言いたい気持ちでいる。その人の心に汚れが繁殖する。清らかな境地からは、はなはだ遠い」ダンマパダ253


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