スマイル0円、
なんてお店もありますが。

小西 竜刀

大きなチェーン展開をされているあのファーストフードのお店がメニューに「スマイル0円」を復活させたそうで。 お客様に対する感謝の気持ちを表すためとか、なにやらそんなことを記事で読んだような気がします。


私たち僧侶は所謂「お布施」というものをいただく機会があるのですが。 本来の我々がいただくお布施はまさしくスマイルだったりします。

どういうことかと申しますと・・・

私たちは生けるもの全て(衆生)を迷いや苦しみから救うことが僧侶の行うべきことなんです。 むしろ本心で救わずにはいられない、という域まで達して初めて一人前の僧侶と名乗れるのでは。 つまり僧侶というのは職業ではなく、僧侶という名の衆生を救うことを目的とした生き様をする人のことなんですね。

なので、平たく言えばその救った相手が「救ってくださってありがとうございました」という気持ちで見せた笑顔、これこそが我々が本来その相手の方々からいただくべきものでして。

あれ、なんだかそれって形は違えど「スマイル0円」ではありませんか。

こういってはなんですが、ご相談等でお越しいただいた方々が「少なくてすいません」などとおっしゃりながらお布施をお渡しくださるのですが、本来いただくスマイルに付与したものなので、そんな謙遜したり申し訳ないなんて思う必要もないんです。 皆さんがご無理のない範囲でできることを施してくださる、それがなによりだと思うんですね。

例えば、の話ですが、あなたのご家族や友人があなたの為だといって無理をしてまであれこれ世話をしてくれたり、どんどんいろんなものを買ってきて「私のことはいいから」とやつれた顔で言われてもその買ってきたものを喜んで使えますか? 極端に言えばそういうことなんです。


まあ・・・こんなこと言うと正味の話自分の首を絞めることになりそうですが、金額的なものはあまり余裕がないようでしたら、まずは正直にきちんとご相談した上で、ということですかね。 以前と比較すると、付き合いが希薄になってしまっている傾向にあるのですが、本来は寺院と檀家・信者の方々はお互いの状況を踏まえた上で、思うところを摺り合わせていくことが大事です。どちらかが一方的に物事を決めるものではない、ということですね。

敷居が高いなんて思い込みをせず、まずは話すことが大切ですよ。 どうか「お寺=存在の遠いもの」だと思い込まないでほしいと願うばかりです。

合掌


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