宗派を超えた・やさしいPC法話

仏さまを拝むことによって、仏さまとの交渉が深まります。

先ず、お灯明をあげ、お線香を立てたなら合掌をします。

それから深呼吸を数回行って、心が落ち着いたところで、雨だれが落ちるように同じ調子で静かに読経(どきょう)勤行(ごんぎょう))をします。仏前勤行次第は、懺悔(さんげ)(もん)から始まります。それは、懺悔が信仰の入り口だからです。み仏にすがることで苦悩が除かれ、帰依の心が生まれるのです。

お経を読む場合、「経を読むにたとえそらん(そらん)ずるとも本を見るべし、おそらくは文を失いあるいは忘れあらん」と教えられてきていますように、経本は手に持つか経机に置いて読んでください。

真言宗では、入我我入観(にゅうががにゅうかん)といって、大日如来さまにおすがりし、礼拝を通して安心(あんじん)を得る勤行を行います。

私たちは、お大師さまといつも一緒だという信仰、「行くも帰るも留まるも、我は大師と二人連れなり」という同行二人(どうぎょうににん)の安心の境地で精進いたしましょう。



【用語の説明】
懺悔(さんげ)とは、つみを悔いてゆるしを請うことをいいます。
勤行(ごんぎょう)とは、仏前での礼拝読経をいいます。
入我我入観(にゅうががにゅうかん)とは、本尊さまが我の胸に入り、次に我が目の前のご本尊さまの中に入り、ご本尊さまとの一体観にまで進むことをいいます。
安心(あんじん)とは、悟りを開いて信仰が確立することにより、心が安定する状態をいいます。同行二人(どうぎょうににん)とは弘法大師さまと同行することです。
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