宗派を超えた・やさしいPC法話

「われ吾なが永く山に帰らん」といわれて、弘法大師空海は、永遠の生命に生きんとして高野山に入定(にゅうじょう)されています。

大我(たいが)に生き、異次元世界の世(都卒天上(とそつてんじょう)密厳浄土(みつごんじょうど))でも連続して大我に生きて宇宙生命に帰一(きいつ)していきます。

死を迎えることが静謐(せいひつ)なる法悦(ほうえつ)であることを信じて人生を完結したいものです。

そのためにも、現世を精一杯生きようではありませんか。人の住むこの世は、本質的に無常の故に生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦(おんぞうえく)求不得苦(くふとくく)五陰盛苦(ごおんじょうく)など四苦八苦の苦しみの世界であり、凡夫(ぼんぷ)は道に迷いながらこの世を生きていくことになります。

この世にしがみついて、蝋燭(ろうそく)の火が燃え尽きるように、枯れ葉が落葉していくように臨終(りんじゅう)のその日、その時まで、仏様からお預かりしたこの身を最後まで、生きていくことが大事であろうと思います。

生き活き人生街道の条件

  • @愛し愛されること
  • A褒められること
  • B関心・注意が向けられること
  • C必要(役割があること)とされること
【用語の説明】

入定:高僧、聖者が死ぬこと。禅定の境地に入ること

大我:悟りによって得られる絶対に自由なあり方

都卒天上:弥勒菩薩が説法をしている天上

密厳浄土:大日如来の浄土

静謐:静かで穏やかなさま

法悦:仏法を聞き信仰することで心に喜びを感じること

凡夫:欲望や執着に支配されて生きている人

臨終:死ぬこと。死に臨むこと

蓮の花のライン

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