お盆(盂蘭盆会)は、推古天皇や斉明天皇在世の7世紀頃から始まったかなり起源の古い年中行事といえますが、現在、我国で行われている盆行事は、祖霊を迎える古来の
魂祭
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霊祭
と盂蘭盆会が習合した日本的な
精霊会
となり、有縁の霊に供養する習慣に変わって7月中旬(地方では8月中旬)に催されている民間の重要な仏教行事となっています。
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お盆は、仏教(盂蘭盆経)の教えでは、神通第一といわれた目蓮尊者(お釈迦さまの弟子)が、その神通力で死後の母親を見たところ、母親が、餓鬼道に落ちて苦しんでいるのを知り、それを救うために
夏安居
という夏の修行を終えた多くの僧たちに供養しました。その功徳よって、母親が
餓鬼道
より救われ、成仏を遂げています。 |
お盆の意味は、第一に「孝養と報恩」、第二に「地獄と極楽」、第三に「大衆供養」にあります。
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お盆の内は、
霊棚
(
精霊棚
)を設けて位牌を安置し、お供え物をあげ、墓参する習いに
なっています。
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ところで、
位牌
は霊牌ともいい、安置して祭祀するために、死者の法名を書き付けた木札で、儒教の風習から転じたものです。もと官位を記したから位牌といいます。生存中から作って安置供養する位牌を壽牌、天皇の壽牌を天牌といい、全ての死者を供養するために作ったものを三界萬霊牌、日々位牌にする供養を日牌、毎月する供養を月牌といいます。
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日本的な精霊会において位牌は、
依代
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憑代
・
形代
(神霊が招き寄せられて乗り移るもの。樹木、岩石、人形などの有体物で、これを神霊の代わりとして祭る。)的な役割を負っているように思えます。
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仏教には、
輪廻転生
の教えがあります。
生有
(人が生まれる誕生の瞬間)から
本有
(人が生まれてから、成長し、老い、死を迎えるまで)そして
死有
(死の瞬間)の繰り返しです。死有と生有の間に
中有
・
中陰
(死有の後に、もう一度生有が来るまでの期間・7×7=49日)があります。しかし、仏教徒は、究極的には解脱することを目指し、もはや輪廻転生しない仏の世界に住することを願います。
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そのためには、【
七仏通誡偈
】「
諸悪漠作
衆善奉行
是諸仏教
自浄其意
(もろもろの悪をなさず、もろもろの善をなすことが諸仏の教えであり、そうすることで、自ずとその心が清らかになる。)」と【
三力偈
】「
以我功徳力
如来加持力
及以法界力
普供養而住
(自分自身の持つ、功徳の力によって、仏・菩薩の素晴らしい、眼にみえない、偉大な命の世界、不可思議な力が人に仏力を与え、所願を実現する。その功徳は、全てに平等に、行き渡る。)」を唱え、誠実な心でお祈りすることです。
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至心に祈ることで、困ったことや自分ではどうすることもできなかったことに道が開けてきます。そのことが
感応道交
なのです。
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| URL http://www.geocities.jp/kokorotokurasi_soudan/soudan.html
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