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浄土真宗の教えって
どんなことなの?

大谷 一郎

親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教えをひとことで言うと、「阿弥陀様が一切の衆生を救わずにおかない」という願い(本願)のもとにすべての人間は平等に救われるという、いのちの救済の教えです。

それではその阿弥陀様とはいったいどのような仏様なのでしょうか。

真宗では釈尊と阿弥陀仏の二尊を崇教しています。釈尊はもちろん仏教を開かれたお釈迦様のことです。そして、この世、すなわち娑婆世界に生きられた方です。それでは阿弥陀様ですがその"阿弥陀"は仏教がインドから中国に伝わった時にサンスクリットの"アミタ"を漢字にあてたのです。"アミタ"のアは否定語でミタは"量る"という意味です。つまり量ることのできないこと、無限であり無量であるということをアミタというのです。何が無限、無量なのかというと寿(命)と光、

つまり仏様(釈尊)の智慧と慈悲が無限、無量であるということです。つまり阿弥陀様は仏様(釈尊)の智慧と慈悲の無限のはたらきを擬人化、人格化したものであり、阿弥陀とはその「無限のはたらき」のことをいうのです。

親鸞聖人は「正信偈」の最初に「帰命無量寿如来  南無不可思議光」(無量寿如来、不可思議光は共に阿弥陀様のことです)と著しています。私達は煩悩の中でしか生きることのできない自らに気が付き、大きなもの(智慧と慈悲の無限のはたらきであるところの阿弥陀様)に生かされている自分を知り、帰依し念仏することによって、今生きることに光があてられ、現在のいのちが充実したものとなるのです。

真宗大谷派 遊了寺  大谷 一郎




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