幸福に生きる方法

照智一生

この世界で生きるということは、いつでも競争や戦い、失敗や失望の中に経たされています。人生の90%は不満や苦しみの中で生活していると言っても過言ではありません。それはこの世界の仕組みがそのようになるように出来ているからです。

この世界はすべて無常であり変化する世界です。美しく咲いた花も明日には枯れてしまいます。若くて綺麗なときは一瞬です。動物も人間もすぐに年をとって病気になりやがて死んでしまいます。

人間関係も明日のことはわかりません。好いたり離れたり、相手の心も変わりますし、自分の心も変わります。仕事をしていてもいつリストラにあうか分かりませんし、会社も倒産するのかも知れません。

つまりこの世界はいつでも変化してしまい、その変化も自分の思うような変化はほとんど起こりえないということなのです。こんな世界に暮らしているのですから、いつでも不満や苦しみばかりがあるのです。

ですから、この世界は自分の思うようにならない世界だと言うことをまず知っておく必要があるのです。その上で、どのように生きれば幸福に生きることが出来るかを考えれば良いのです。

人生で一番必要なことは、何があっても悲しまない、悩まない、苦しまないと言うことです。それには、充実感のある自分の生き方を見付ければいいのです。子供を一人前にすることが私の充実した人生だなどと言わないで下さいね。そんなことは猿でもやっているのですから。会社を大きくすることが私の充実した目的だ、などとも違いますよ。幸せに生きることは誰にでもできることなんです。

充実した生きかた、それは自分が生きることによって周りも幸せになる。周りの助けになる。自分の生き方は人のためになっていて決して無駄ではないのだと確信できる生き方です。

自分の家族を大切にし、自分の生きている社会を大事にし、道にゴミが落ちていたなら拾ってゴミ箱へいれる。泣いている人を見たら、慰めてあげる。困っている人を見たら助けてあげる。電車で身体の不自由の人やお年寄りを見たら席を譲る。すこしでもこの社会や地球上で恩返しをしようと心がける生き方。それこそがすべての人から必要とされる幸福な生き方なんです。人から必要とされる人生こそが充実した幸福感をもたらすのです。

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