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宗派を超えた・やさしいPC法話

人生と八正道

松下しょうこう 

生きているとき正しいことをすれば解脱(げだつ)し、来世に於いても(また)いい人生がある、いい成果がある、と言う釈尊の生きるうえでの教えがあります。

難しくは「四諦(したい)苦諦(くたい)集諦(じったい)滅諦(めったい)道諦(どうたい)八正道(はっしょうどう)」と言います。人生の苦悩から解脱にいたる真理のことで、道諦はその解決のための実践修行のことです。

正見(しょうけん)正思(しょうし)正語(しょうご)正業(しょうぎょう)正命(しょうみょう)正精進(しょうしょうじん)正念(しょうねん)正定(しょうじょう)の八つがその実践法です。「命」は正しく生活をする、「定」は精神を統一させ安定することで「瞑想(めいそう)」法もその一つです。言い換えれば善い行為の「善因善果(ぜんいんぜんか)」でもあり、「十善行」の「(しん)()()」でもあります。

ここでは『正見』を例にして考えてみたいと思います。人は初めには目で見、次には耳や他の感覚で感じます。外見や言動である程度その人が分かります。仕事の面接などではそのときの印象で人生が変わる事があります。

かといってその判断をどうされるかは人様々です。相手が全盲の人は、見えないが声や手などの接触で分かります。まだ目がよく見えない赤ちゃんや話すことが困難な人、犬や猫そして花や植木などの動植物にも声をかけると、お世話する人の心を見てもらうことが可能です。

つまり「正しく見る」のは目からだけではなくその人が持っている全てから出てきます。それが相手に伝わっていきます。残りの7つ思、語、業、命、精進、念、定を日々心がけるのとそのような正しい生き方が大切です。お釈迦さんはその修行を6年して悟り、悟れる人の<仏陀>になりました。

私達皆その菩薩(ぼさつ)の行は八つの態度や行為を持って生きることで可能です。

その前向きな努力や時には反省の中から次のステップが見えてくるのではないでしょうか!