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宗派を超えた・やさしいPC法話

女人成仏と日蓮聖人

松下しょうこう 

お釈迦さんは、その当時のインドではカースト制度が強いなかで平等思想を訴えかつ身内をはじめ多くの人たちも尼僧(にそう)として出家(しゅっけ)させておりました。日本では飛鳥時代の仏教の伝来後、初の出家者は尼僧でした。尼僧ではなくとも日蓮聖人は、女性の平等性とちからを信者などへの手紙や教説で述べています。女性を称える印象的な言葉には「女は命=いのち」「女は桁=なかわ」「女は身のごとし」などと言い、「おとこのしわざは女のちからなり」と言い切っています。

しかしながら日本での政治・経済の分野での女性の活躍はやっという段階です。女性の選挙権は戦後のことであり、官公庁や民間大手の団体や企業などでは未だ経営者や指導層に女性の活躍は(まれ)です。仏教界でも上座部(じょうざぶ)仏教国のタイ・スリランカなどや日本でも女性僧侶の割合は少ないです。タイで尼さんは、メーチーと呼ばれ僧侶の団体(僧伽=さんが)には加入できません。日本仏教界の方は平等性があり地位も評価も高いです。

妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)》のなかの「提婆達多品(だいばだったぼん)第12」には、<智慧のある8歳の龍女(竜女)の成仏(じょうぶつ)を認めています。それはすべての女人の成仏>のことで、『一切皆(いっさいかい)成仏』のこととしてでています。これを具現化するため男に変身でき証明しています。

このお経「提婆達多品第12」の成立は、お釈迦さんの時代ではありません。しかしお釈迦さん時代の教説を元にしています。

性別に関係なく誰でも平等に成仏できる。このことが教えの基本です。

時代を超え国境を超え性別を超えだれでも成仏できることです。このことを唱えている「法華経」の考え、想いや高僧たちの語りそして実践している方々の心と姿は素晴らしいものです。