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宗派を超えた・やさしいPC法話

先祖供養の心

雲遥 善行

先日、あるお施主様から法話の依頼がありました。先祖供養の大切さを法事で集まった子どもたちの為に、わかりやすく教えてほしいとのこと。確かになぜ先祖を敬うことが大切なのか、先祖とは一体誰のことなのか、はっきりと分かる方は案外多くないのかもしれません。今回はその先祖供養についてお話をさせていただきます。

ではまず、ご先祖様とはどういう方のことをいうのでしょう。ご自身を中心に考えてみて下さい。両親、祖父母、曽祖父母・・・このように代々遡ってみます。自分から数えて10代前では総勢何人おられると思いますか。

・・・正解は1024人です。20代前ではなんと100万人を超える計算になります。人は誰でもそれだけ多くのご先祖様がいて、しかもその大勢のご先祖様のどなたか一人でもおられなかったら、ご自身はこの世に生まれてくることはなかったということになります。つまり、今ここに自分の命が在るということは非常に有難く奇跡的なことなのです。

ここで一例を示します。人間が一本の「木」であるとすれば、その木を支える「根」の部分がご先祖様である。要するに、人間は自分一人の力で生活しているのではなく、ご先祖様に陰で支えられ日々励まされている。ご先祖様のお力添えがあるからこそ普段の生活が全うで出来ているということです。そのようなご先祖様に対して、感謝の念が自然と湧き出てきませんか。

それがまさに先祖供養の心なのです。

現代はあくせくとした社会です。心にゆとりのない慌しい毎日をお過ごしのことと思います。しかし、時にはその歩みを休め、ご自身とご先祖様との命の繋がりを感じてみられてはいかがでしょう。

先祖を敬うことによってご自身の心が豊かになり、温もりのある尊い人生が送れるはずです。

そしてきっとご先祖様もお喜びになられます。

合 掌


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