「いのち」釈浩証法話-1

いのち

釈浩証

生まれたままではない
若いままではない
元気なままではない
死んだままではない

亡き父の初七日の日に、ふと頭に浮かんだ言葉です。

読み返せば「生老病死」のことですが、私の実感でもあるのです。


父の葬儀を縁の深いご住職に厳修して頂きましたが、ご住職の法話は 申し訳ないことですが、ほとんど耳に入らず、ただ父の生前の面影が 走馬灯のように脳裏を駆け巡るだけでした。


しかしながら、ただ一つ私の胸中に届いた言葉があったのです。 ご住職は私たち遺族の方を向かれてこう語りかけて下さいました。


「お浄土で、また釈真証(父の法名です)さまにお会いできるのですよ、念仏申しましょう」


ああ、そうだった!父にまた会えるのだった!


何度も聴いて聞かされてきたのに・・・実際に我が父を亡くして恥ずかしながら初めて 心の底から、「ありがたい!」と思い自然にお念仏申し上げた瞬間でございました。


「死んだままではない」


阿弥陀如来さまに救い摂られ往生をとげた父に、いつかまた会えるのでした。


南無阿弥陀仏

合掌


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