最終更新:2020/07/07(火)15:32:45 COUNT:637

バイバス川を造ろう

 治水対策のためにダムを造った。護岸整備をした。だが温暖化のせいか、一時間に100ミリを超える雨が降るようになった。夜中の数時間のうちに深さ数メートルの洪水が押し寄せる。逃げる余裕はほとんどない。気がついたら溺れかけているか、取り残されている。
 雨の量が今ある川で支えきれなくなっている。ではどうすればいいのだ。答えは簡単、さらに川を造ることだ。荒唐無稽、できるわけないじゃん。大勢立ち退かなければならないし、大工事になる。お金がいくらかかるというんだ。
 具体例がある。明治43年東京下町が豪雨で大洪水になった。浅草の観音様は腰のあたりまで水に浸かった。この被害に懲りた政府は、隅田川を二つに分けて、もう一つの川を造ったのだ。工事は大正13年までかかった。莫大な費用と人力が投入された。これが荒川放水路、今は荒川という名だ。
 かつて徳川幕府は江戸に流れていた利根川の流れを変えて銚子方面に流すなど大工事をしている。
 こうした水防工事は国家的工事になるだろう。しかしやらなければなるまい。リニア中央新幹線工事と比べてみるのもいいかもしれない。

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